Side Story of Item:賢者の杖の伝承(1)
[ガスト島内部 冒険者の拠点] 拠点では冒険者たちがせわしなく、島の攻略の準備を進めている。その中でひとりの黒魔導士だけが、疑念を抱いた表情で机に向かっていた。 「うーん、やっぱりわかんない」 机の上に置かれた一本の杖を、黒魔導士はまじまじと眺める。その杖の名は《古の杖》。黒魔導士が島の攻略をしている最中、道端の宝箱から拾った杖だった。試しに使用したら思った以上に高性能だったため、今の黒魔導士はこの杖を主に使用している。 「こんな文字、他のところで見たこともないし・・・」 しかし同時に、この杖の謎に黒魔導士は頭を悩まされていた。村人製とは思えない奇妙な装飾。彼女の知識にあるどの文字体系とも結びつかない、柄に刻まれた謎の文字。欠損が多いにも関わらず、正常に魔術を行使できてしまう異常。 そんなこと気にせず使えばいい、とは本人も思っているのだが、彼女の生来の探求精神、研究家気質がそれを許そうとしない。だからこうして攻略にも行かず、一人でずっと悩んでいた。 …
白砂の夜明け 〈The Unusual Skyblock二次創作・小説〉
※本作品はThe Unusual Skyblockを舞台とした二次創作の物語です 今後のアップデート内容や、世界観を確定するものではありません。 – – – – – – – – – – – – 白砂の夜明け 〈はくしゃのよあけ〉- – – – – – – – – – – – – – – …
GENE OVER WRITE #3
Gene Over Write #3 …
旧き冒険者の足跡/戦い
(山の入り口まで、あと数分くらいかな?) 山を目指し、ひたすら足場の上を歩き続ける。 途中の魔物から弓矢を奪い、 道端で先人の物と思われる防具と、そこそこ質の良い回復薬を拾った。 防具は革製のヘルメットしか残っていなかったが、これでも少しは生存率が上がるだろう。 …
旧き冒険者の足跡/地の底の世界で
(―ここは何処だろう? 確か、大穴を見つけて、試しに進んでみたら、うっかり滑り落ちて、死を覚悟して・・・) (ああ、私は地下に落ちたんだ。) 一筋の光も差さない地の底。 たった一人の人間が迷い込んだ。 剣は折れ、 防具も砕け、 腹を満たす物もない。 (・・・でも、この状況こそ私が待っていたもの) ―彼は笑みを浮かべる。 それこそ、彼が冒険者と呼ばれる所以だった。 …
Gene Over Write #2
~ Gene Over Write ~ #2 …
Gene Over Write #1
どうも。なれんじです。小説書いてみたらハルさんに誘われたのでここに連載します。 楽しんでいただければ幸いです。 それではどうぞ。 ~ Gene Over Write ~ …
氷鉄戦争_:国境紛争
息抜きの為の番外編 …
塔
時さえも凍り付く極寒の地 トカルトコルデ 大陸は氷で出来ていて 民は必死に飢えを凌ぐ 蔓延る魑魅魍魎は果てなく増え続け 巨大な歯車は古代文明の名残と化す そんな場所の とある冒険家の話 …
穴底
時さえも凍り付く極寒の地 トカルトコルデ 大陸は氷で出来ていて 民は必死に飢えを凌ぐ 蔓延る魑魅魍魎は果てなく増え続け 巨大な歯車は古代文明の名残と化す そんな場所の とある冒険家の話 …
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