Worldデータを3Dデータに変換し公開する方法(一部追記しました)
3Dプリンターを使ってマイクラワールドを印刷したり
ワールドのスクショや動画作成でちょっと3Dオブジェクトとに変換したいなって時があると思います。
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今回は私の自己紹介の時の
最初らへん貼ってあったこの
なんかヌルヌル動くスキル設定所動画
みたいなものの作り方を説明します。
目次
リンクはこちらとなります。
自己紹介・。・v
Worldの紹介や動画やスクリーンショット取るとき
などに役に立つと思いますので、
興味ある方は
流し読み程度でもいいので見ていってください。
こちらの動画はsketchfabと呼ばれているサイトで公開されており、主に3DオブジェクトやCADなどを公開する時に非常に役立ちます。
ニコニコ立体に比べ非常に手軽で簡単に見ることが特徴です。
1.ソフト準備
変換ソフトがなければ何も始まりません、
まず最初にWorldデータから3Dオブジェクトとして
変換する場合は主にこの2つのソフトが使われています。
jMc2Obj の方は処理早くまた動作も軽く設定もMinewaysに比べ多く
ブロックの分解範囲まで決めることができます。
例えば1ブロックごとに設定した場合は物理演算と組み合わせて以下のような動画が作ることができます。
ですがやはり処理工程とポリゴン数が多い分ファイルサイズも大きくなってしまいます。
sketchfab では 無料アカウントですと50MBまで
ニコニコ立体ですと 30MB までしか
ファイルをアップロードすることができません。
一つの建築物や造形物の場合は
職業設定島規模で大体20MBぐらい、テーブルマウンテンで24MBぐらい
ですので、大きいお城やトカルトぐらいの巨大建築物やワールドとなると50MB~120MBぐらいまで膨らみます。
ですので今回は
jMc2Obj に比べ少し動作が重いですが、手軽にsketchfabにアップロードする機能がついている
Minewaysの方を使用したいと思います。
http://www.realtimerendering.com/erich/minecraft/public/mineways/
こちらのページに飛び左上にある「Download Mineways ~~」からダウンロードしてください。
インストール形式ではないのでZIPファイルを解凍しどこかわかり易い場所においてください。
その後Mineways.exeを起動しFileからThe Unusual Sky Block を開くとこのような画面になると思います。
操作方法は左ドラッグで移動、右ドラッグで範囲選択となります。
またネザーやエンドに行く場合はViewから飛ぶことができます。
今回は練習としまして島の一つトカルトコルデの入り口を3Dオブジェクト化したいと思います。
McEditやその他ソフトとは違いY軸は選択できないため
3次元として選ぶことはできません。
その為周りに他の島や建築物があるとそれが障害物として残ってしまうため、ほしい部分だけ切り取る必要があります。
今回は必要部分を切り取るソフトとしてMcEditを使用します。
まず最初にMcEditで欲しい島の部分を
選択し..
カット・アンド・ペースト
または 移動で
何もないところにオブジェクト化する島を設置します。(上下に何もないことを確認)
このように範囲選択しやすい場所にあれば大丈夫です。
右クリックドラッグで島全てを選択し紫色になればOKです・。
この時注意として上にある
Max height と Lower depth を255と0にしてください。
これはY軸の選択範囲を表します。
もし100と0だった場合100より上のブロックは選択されないこととなります。
その後FileからPublish to Sketchdab をクリックし
タイトルや説明を入力します。
Sketchfabにアップロードするときtokenが必要なので
Get your token をクリックします。
その後このようなログインページへ飛ぶので
アカウントがない人はアカウントを作りログインしてください。
その後API token が出てくると思うのでコピーし先程の欄に貼り付けてください。
その後Uploadをクリックすることにより3Dオブジェクトに変換からアップロードまで自動でやってくれます。
トカルト入り口ですとだいたい2分ぐらいで変換が終わります。
見本では平仮名でタイトル名を決めていますが動作が停止するので全て英文にしてください。
VRで見ることができますのでVRを持っている人はWorldすべてを変換しVRで楽しむ事もできます。
今回は公開するを目的とした説明のためMinewaysを使用しましたが、.objファイルに変換し色々したい場合はjMc2Objを使うことをおすすめします。
簡易的な操作は2つともほぼ同じです。
3DオブジェクトからSchematicファイルに変換して
制作の様子をたまには…(´・ω・`) pic.twitter.com/LBrrJ0tDHb
— 安眠まくら(-ヮ-)@完全にマイクラ勢 (@anminmakura) 2017年3月9日
建築したりやまたBlenderを使い
みたいな画像を作ることができます。 http://seiga.nicovideo.jp/seiga/im3349750
詳しい解説はこちらの記事を御覧ください。
http://ch.nicovideo.jp/etherealcat/blomaga/ar450655
ついにできたー 長かったわ…. pic.twitter.com/Lp34D3ygkl
— 安眠まくら(-ヮ-)@完全にマイクラ勢 (@anminmakura) 2016年1月6日
おまけ ニコニコ立体とsketchfabの比較
どちらも全く同じファイルと場所です。
ニコニコ立体 http://3d.nicovideo.jp/works/td27726
sketchfab https://sketchfab.com/models/80151d55d06a4a6e8ee2c8a1c8d89513
GoogleChromeなどでは一部コンテンツが表示されておりませんが正常です。
ニコニコはhttps非対応なためURL欄に下記のようなエラーが発生します
そのため「安全ではないスクリプトを読み込む」をクリックすることで読み込むことができます。
このエラーはニコニコ側の問題ですのでこちら側では対処できません。
またOBJファイルを編集ソフト一覧はここが参考になると思います。https://sketchfab.com/exporters
Photoshopで編集することもできますが、ある程度のスペックが必要です
-追記-
3Dにして眺めることしかできないのか!!! って声を頂きましたので、更に詳しい利用方法について紹介します。
たまにYoutubeなどの動画サイトにあるMinecraft Animation や Minecraft INTOR などは
3Dオブジェクトに変換したWorldの中にMMDを動かして作成しています。
みたいな動画も主にCinema4D(以下C4D)と呼ばれるソフトでWorldデータを落とし込み配布されているブロックやアイテムデータによって原型(動き)を作り
その後AdobeAfterEffects(以下AE)によってエフェクトや効果音をつけて作成されています。
またそれ以外にもblenderによって作成されていることがほとんどです。
blender はフリーソフトのため敷居が低く誰でも作成することができますが,
C4Dは一番安いライト版でも30万スタンダードですと60万円以上もする非常に高価なソフトです。
またAEも月額方式となっており月に2,180 円もするため非常に手が出しにくいです。
ですがこの2つのソフトも学生の人なら学割としてAEは月額980円C4Dに至っては無償でソフト提供してもらえます。
C4Dのモデル情報やRigファイルはこちらにありますので、興味がある方は一度試してみてはいかがでしょうか
またYoutubeなどにはすでにテンプレートとしてほぼ完成済みのファイルが配布されていることがありますので、
スキンを差し替えたりするだけで以下のような動画が誰でも作ることができます。
ハルさんと赤石さんのPVP pic.twitter.com/RGRQryW7ts
— ◉௵◉ (@wAx_100) 2017年4月28日