LINE Notifyを使ってスマートフォンへメッセージを送信する
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LINE Notifyとは?
LINE NotifyとはLINEが提供するサービスで、自身のLINEアカウントや、自身が参加するグループ会議に自動でメッセージを送ることができるWEBAPIのことです。
今回はこれを使って自分のスマートフォンのLINEへメッセージを送りましょう。
解説はLINEがすでにスマートフォンにインストールされていて、LINEのアカウントを作成していることを前提に話します。
LINEのトークンを作成する
- ライン公式サイトのマイページへアクセスします。
- 「アクセストークンの発行(開発者向け)」の「トークンを発行する」をクリックします。
- トークン名を入力します。
※このトークン名はメッセージを送った際に、[トークン名]メッセージ内容として表示されます。 - 通知を送信する場所を選択します。ここでは、自身に送るか、または自身が参加しているいずれかのグループ会議に送るかを選べます。
※グループ会議に送りたい場合は、LINE Notifyアカウントをグループ会議に招待してください。 - 「発行する」をクリックし、表示されたトークンを控えます。
※このトークンは閉じた後二度と取得することができません。自分でしっかり保管してください。
プログラムする
今回はC#とGoogle Apps Scriptの2つのパターンを掲載します。
C#
using System; using System.Text; using System.Net; using System.Web;//ない場合は参照設定からSystem.Webを追加してください。 namespace LINE { class Program { static void Main(string[] args) { var token = "取得したトークン"; var url = "https://notify-api.line.me/api/notify"; var enc = Encoding.UTF8; var payload = "message=" + HttpUtility.UrlEncode("こんにちは!", enc); using (var wc = new WebClient()) { wc.Encoding = enc; wc.Headers.Add("Content-Type", "application/x-www-form-urlencoded"); wc.Headers.Add("Authorization", "Bearer " + token); var response = wc.UploadString(url, payload); } } } }
Google Apps Script
function myFunction() { var message="こんにちは!"; sendHttpPost(message); } function sendHttpPost(message){ var token = "取得したトークン"; var options = { "method" : "post", "payload" : "message=" + message, "headers" : {"Authorization" : "Bearer "+ token} }; UrlFetchApp.fetch("https://notify-api.line.me/api/notify",options); }
いかがでしょうか、LINE Notifyというアカウントから期待した言葉が送られてくれば成功です。
最後に
今回Google Apps Scriptの例を紹介しましたが、Google Apps Scriptは非常に有用な言語だといえます。
定期的に実行させたり、Googleのあらゆるサービスからデータを取得、書き換えしたりできるので、今後ますます利用者が増えるのではないかと考えています。